27 March 2014

卒業生代表 答辞

 春の始まりを告げる、桜を咲かせる季節となりました。 



本日、私たち卒業生のために、このような盛大な卒業式を挙行して頂き、誠にありがとうございます。ご臨席を賜りました学長先生をはじめ、ご多忙にもかかわらず、ご出席下さった皆様に、卒業生一同、心よりお礼申し上げます。

4年前、この尚美学園大学に入学した時は、今までとは異なる環境で、慣れるまで少し時間がかかりました。不安もありましたが、今日この日を、共に歩んできた仲間たちと迎えられたことを、とても幸せに思います。

大学生活は、あっという間に過ぎました。しかし、一瞬一瞬を大切にし、新境地に挑戦する機会が増え、充実した日々を送ることが出来たと確信しております。

また、学業とサークル活動、アルバイトなどを両立させながら過ごした日々の中で、一緒に学び、悩み、励まし合って困難を乗り越えてきた仲間、先輩、後輩との出会いは、一生に繋がる絆になると信じております。

そして、私たちが安心して大学生活を送ることができたのも、職員の皆様、家族、多くの方々のお力添えがあって実現したことと感じております。お世話になった方々に心より感謝申しあげます。

本日、私たちは尚美学園大学を卒業し、4月からそれぞれの道に歩み出します。

卒業生の皆様にとって、今年お花見の雰囲気は少し違うのでしょう。大学入学式の時に、ワクワクの気持ちがあったのでしょうが、今年の桜はある意味では新たな一歩を踏み出すことになります。

いよいよ私達が社会に登場します。学生としての学習を終え、これから社会人としての自覚と責任を持ち、頼るのではなく頼られる人間へと成長していかなければなりません。険しく厳しい出来事に対しても、最後まで諦めずに、本学で学び得たことを生かし、努力することを惜しまず、自分が信じ歩んだ道に、いつか、自分なりの花を咲かせたいと思います。

最後になりましたが、未熟な私たちを温かく励まし、ご指導下さいました諸先生方、様々な場面で私たちを支えて下さった職員の皆様、そして大学卒業を迎えた今日まで私たちの成長を見守り続けてくださった家族、その他多くの方々に重ねて心よりお礼申しあげると共に、後輩の皆様方のご活躍を祈り、尚美学園大学のより一層の発展を願って、答辞とさせていただきます。


平成26年3月22日
卒業生代表 
芸術情報学部 情報表現学科
チェン リン ファン 

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こちらの原稿は、実際に卒業式に読み上げたものとは若干異なっています。

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